研究内容

 荷電粒子ビームを形成する多数の電子やイオンは、互いに力を及ぼしあいながら複雑な運動を行っている。この状態を一つの物質相として捉え、系統的に研究するのが最近誕生した"ビーム物理学"である。当研究室では、次世代高エネルギー加速器の基礎開発、極限ビーム生成、非中性プラズマ物理、ビーム冷却法、ビームの相転移現象などに関し、実験と理論の両面から研究を行うことができる。荷電粒子ビームの基礎物性に関する我々の研究成果は、国際的に高い評価を受けている。とりわけ、超高品質イオンビームの生成法とその物性研究に於いて、当研究室は世界ナンバーワンの実績を誇っている。